ぶどうの栽培で、無事に植え付けが終わった翌年の3月頃の話。
空いてる南の耕作放棄地に何か別の果樹を栽培してみたいと思い始めました。

「いっその事、ここを果樹園っぽく出来ないかな…?」
そういえば父が生前に、少し離れた畑の一角に伊予柑をおそらく5~6本ぐらいかな…
栽培してた記憶がありまして、それを知らなかった私は、時々父が大量の伊予柑を
持って帰って来てくれて、その都度喜んで食べた事を思い出しました。
父はあまり果樹の世話など、やってるイメージが無かったので、それでも
あんなに沢山収穫出来るという事は、もしかしたら簡単に栽培できるのでは
無いかと考えて、近くの苗木屋さんに行きました。
苗木屋さんでベテランな感じのおっちゃんを見つけて少し話を聞きました。すると…



「柑橘はそんなにお世話せんでもちゃんと収穫できるで」
って話してくれまして、その言葉に頭の中で



「やっぱり柑橘は簡単なんや…」
などと甘く考えてしまい、苗木店で何を買おうかな…と物色し始めました。
とはいえ、確実に安定して収穫が出来無いと話にならないので、一番収穫が
出来そうな物はどれかと聞いたところ温州みかんなら間違いなくできるとの事。
と言う事で宮川早生という品種なら、普段のみかんと同じ様な物が収穫で出来るらしく
それを2本選択しました。それと、魚釣りで愛媛まで遠征した時に思わず買ったせとかという品種。
これはとにかく今までのみかんの印象をガラッと変えてくれた、とにかく甘い美味しい品種です。
それが出来たらいいなと思って購入決定。そして息子からオレンジっぽいのが良いと言ったリクエストで
オレンジ系の清見と三種類で4本の栽培をすることにしました。
柑橘系はぶどうよりは価格も低い目で、ついついいい加減になってしまいがちで(私だけか…)
植え付けに至っても、穴掘って埋める程度の植え付けでした。
※下記写真は2021年3月14日撮影








そして苗木屋のおじさんのアドバイス(?)に甘えてしまっていたのか、何もしないまま時間が過ぎました。
植え付けた場所は元水田の休耕田とあって、水に困ることは無い…そう思っていたので
特に水やりもしないまま夏になりました。そしてそのまま秋になりましたが、柑橘の成長は
ほぼ見られず、それどころか葉の色は薄くなり、落葉まで始まる始末です。
柑橘系の葉は落葉樹のそれとは違って秋に葉を落とす事も無いはずなのに…しかも半年以上経っても
成長が伺えないのは何故なんだ…?と気になりだす始末。そしてぶどうでお世話になっている
普及センターの方に写真を送ったりしてアドバイスを受ける事にしました。
※下記写真2022年1月19日撮影








写真を見られた普及センターの方曰く…



「この柑橘って、どんな場所に植えられていますか?それと植え付けの際には堆肥とかを混ぜて植え付けられていますか?」
私は苗木屋さんに言われたように答えました



「別に1年目は実をつけないようにしてたら、何もせんでもエエって言われました。」
普及センターの方は、少しため息をつきながら…



「元気が無いのはそのせいかなって思いますよ。何もしなくても良いってのは取りようで、最低限の事はしないと…」
と話されました。そして柑橘の休眠期に入った頃に植え替えを提案されました。
そこから私は自分なりにネットで柑橘の栽培の事を調べてみました。すると、1年目でも何でも肥料ぐらいは
施肥しないと、ご飯を取り上げて水だけでは成長はしませんって書かれてあります。
また、とあるサイトでは肥料は毎月あげていますなんて所もあるようで、私の栽培は完全に否定されました。
というよりも、よく枯れずに居てくれたもんだと申し訳無さで一杯になりました。







